「ごしゅメモ」

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ごしゅメモ

思わず訪れたくなる長野・全国の御朱印メモ

弥勒山大悲殿(平和大観音)の御朱印/長野県下高井郡山ノ内町

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 湯田中駅から歩いて30分ほどの場所にある平和大観音。高さは25mほどで、現存する金属製の立像の中では東洋一といわれています。実はこの平和大観音二代目で、1代目はできてわずか数年で第二次世界大戦に供出されました。隣の大悲殿にはボランティアの説明員がおり、当時の想い出話を交えて館内を案内してくださいます。

 

戦争で失われ それでも平和を願う

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平和観音が初めて建立されたのは昭和13年、高さは33mありました。「護国聖観音菩薩」「百尺観音」と呼ばれており、地元の方々の信仰を集めていました。しかし第二次世界大戦の折、青銅で出来たこの観音像は武器の材料として納めるよう政府から通達があったのです。村の人々はわざわざ東京まで歩いて当時の最高司令官に直訴しましたが、必死の願いもむなしく観音像は解体されました。

 

ご本尊はこっそりと山奥へ

観音像解体の折、どうにかご本尊だけはお守りしようと、等身大のご本尊を大人4人がかりで必死に山奥へ移したそうです。当時村人たちが命がけで守った旧ご本尊は、今も大悲殿の中で丁寧に安置されています。現在のご本尊は聖観音菩薩像で、旧ご本尊の横に置かれています。

 

五万人の願いを受けて再建

さらに前身の観音像が解体されてから約7年後、山ノ内町や東京の住人など5万人もの人々によって昭和39年に再建されました。戦争の悲惨さや人々の平和への思いが詰まった観音像。ぜひ一度間近でご覧ください。また平和観音は善光寺の方角を向いており、開眼供養(仏像などに魂を入れる儀式)は1代目も2代目も善光寺の住職が行っていることから、善光寺とも深いご縁があります。

 

灯され続ける「平和の灯」

ご本尊のそばにはヒロシマ原爆から1988年に分けていただいたという「平和の灯」があり、消えずに灯され続けています。

また厄逐太鼓(やくおいだいこ)という厄除けの太鼓もあり、打つことができます。一発鳴らすと身の汚れや厄を落とすといわれています。一本ケヤキでできており、大変価値のあるものだそうです。

 

大悲殿では台座の中に入ることも

大悲殿から廊下を渡ると、台座のちょうど下の部分に入ることができます。ここには清水寺など西国三十三番札所の観音の写し本尊が周りを囲むように並んでいます。ここを一周することで、西国三十三番札所をいっぺんに参拝したことになるのです。さらに階段を上ると大観音の足元に通じており、2枚目の写真の通りまた違った迫力のあるお姿を拝見することができます。管理人の参拝時は雪が吹雪く12月、寒くて凍え死ぬかと思いました。参拝の際は、防寒対策をしっかりと!

 

ごしゅメモ

ご本尊 (旧)ぼけ封じ観音(新)聖観世菩音菩薩
山号 弥勒山
所在地 下高井郡山ノ内町平穏2763-1
電話番号 0269-33-2886
駐車場 あり
拝観時間 9:00~16:00
拝観料 100円

 

御朱印

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「弥勒山大悲殿」「信州世界平和」「弥勒山大悲殿」「大観音」の墨書き。中を案内していただいている間に書いていただきました。

 

マップ

 

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